こんにちは。
今年もやってきました。
一年の3大流星群のひとつである「ふたご座流星群」。
国立天文台より
【極大日】
最大の数が流れる極大日は14日(土)~15日(日)にかけての夜になります。
【今年(2019年)の条件】
明るい月が一晩中出ているので条件としては最悪ですが、それでも1時間50~60個は流れる流星群で最近はその数も増加傾向にあるとも言われています。
写真撮影は月明かりのカブリで難しくなってしまいますが、肉眼観測であれば空の条件のいいところではそれなりの数の流れ星を楽しむことはできると思います。
なんといっても3大流星群のひとつです。
【肉眼観測のコツ】
国立天文台の星図をみると放射点と月が接近していますが、実は流星観測ではあまり放射点にこだわりすぎる必要はないのです。
放射点を中心として放射状に流れていくので流れ星はほぼ全天球上に流れていくからです。
なので、今回のように放射点と月が接近している場合は放射点にとらわれずに月が視野に入りにくいところを見るようにするのがコツです。
空の暗いところに行ってみると分かると思うのですが、これくらいの明るい月をずっと視野に入れているとまぶしくて暗順応に支障が生じるので、むしろ月は視野に入れないほうがたくさんの流れ星を見るチャンスが生まれると思います。
【天気と観測条件】
13日(金)~15日(日)までは全国的に概ね安定した天気のようですが、当日の天候が悪そうであれば1日前後くらいでもある程度まとまった数が見られることは期待できます。
予想の極大日である14日の夜を境にして、後の日(15日)になるよりも早い(13日)ほうが数が期待できると予想されています。
【防寒と安全】
13日から寒気が戻ってくるようなので防寒対策は十分に行ってください。
あと雪があるかもしれない山間部などはスノータイヤの準備も怠りなく。
シュラフ使用するときは車に惹かれない場所にしましょう。
ヒートテックのアンダー上下、ヒートテックソックス、ヒートテックジーンズだとよほどの強風でもない限り、自分は1000m級の山で身動きなしでも大丈夫です。
【ユニクロさん見てたら(笑)】
あと、ヒートテックシリーズのリクエストなんですけど、ヒートテックのカメラマングローブ作ってもらえないですかね?
専門メーカーから出ているスキーグローブみたいなガチでマジモノみたいなのじゃなくていいんです。
市販されている通常のユニクロの手袋の汎用みたいなのでいいから、手のひら部分がすべり止めになってたら十分です。
専門のヤツみたいに指の先端部分だけめくれるような機能はいらないし、そんなことするとコストもかかるだろうから、必要なら自分で指の先端切ってしまえばいいような、そういうことが気軽にできる価格のものを作ってもらえないかな~と。
よほどの豪雪地帯や氷で覆われた極地みたいなところだと専門の防寒カメラマングローブが必要になりますが、そこまでじゃない環境だとそういう手袋って逆に他の作業するとき自由が利きにくくて鬱陶しいんですよね。。。
あと決定的なのが専門用途のヤツだとデザインがダサすぎ。。
例えカメラ女子でも女性はあのデザインで敬遠するはず。
うっかり落としたり汚したりとかしても気軽に買い替えられるので1500円~2000円程度だったら毎シーズンでも買いますね。
きっとカメラをやっている人だと冬の屋外撮影の時にそういうのを望んでいる人が多いと思います。
機能としてはスマホ対応手袋+手のひら部分のすべり止め みたいなので作ってもらえたら案外意外な用途で便利な使い方できるのではないかと思います。
ガソリンスタンドの店員さんなんか必需品になるのではないかと。
ということでヒートテックのリクエストに力が入ってしまいましたが。。
【早がけにふたご座流星群撮影に臨みました】
月明かりの影響がないうちにと今週頭に猪名川の大野山に行ってきたのですが、1時間ほどの間ではふたご座流星群の流れ星は収められませんでした。
群外ならこんなのが。。
オリオン座中心の三連星とM42星雲
下の写真を拡大したもの。
北側は下のほうまでわりと綺麗に見えていました。
この時点で雲海張っているの分かりますね。下の光って見える部分がそうです。
雲は全くなく風も少なかっのですが、空の抜け具合は良いようなよくないような微妙なコンディションでした。
朝は雲海が綺麗でしたよ
大阪方面は朝モヤですが
真ん中にはハルカスが見えています。
動画はiPhoneで撮っています
たくさん流れ星を観られるといいですね。
年末(12月26日(木))には部分日食もありますよ!
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