星見やバードウォッチングをしている双眼鏡ユーザーの皆さん。Bino Bandit(ビノ・バンデット)を使っていますか?
Bino Bandit(ビノ・バンデット)とはこんなモノです。⇩自作したものです


もっと単純に下敷きやボール紙をくりぬいて同じような効果のあるものを作ってみようと思ったことは何度かあったのですが…
あんまり突拍子もないルックスのものだと目立って恥ずかしいかなと思って躊躇していました。

上側のフチは残しておくと型崩れ防止にもなる

■双眼鏡の大敵は迷光だとあらためて分かった!
Bino Banditは双眼鏡のアイピース(接眼部)に取り付けて周囲からの迷光を防いでくれるアイテムです。
迷光とは双眼鏡を覗いているときに、太陽光や街灯の光などが接眼部に差し込んできて不快に感じる光のこと。
迷光の感じ方は個人差があるとは思いますが、いままで特に意識がなかった人も、実はその影響を分からなかっただけということも大いにあり得ます。
Bino Banditを装着して双眼鏡を覗いてみると「こんなに違うもんか!」と、かなりの衝撃を受けました。
実のところ筆者は星を見る時に、それこそ何十年という昔から双眼鏡は使用してきましたが、両目を使って双眼鏡を観るのが苦手だったのです。
筆者自身の目の特殊な問題もあると思いますが、迷光を避けるために目当てにピターっと目を当てると、目幅やピントを正しく合わせているのに、圧力のせいで両眼の視界(左〇-〇右、の両方が合掌した視界)があやふやになってくるんです。
迷光のないシチュエーションでは自然に構えられてうまく見えるのですが、例えば星の観望でも半月以上の月では強烈な迷光の原因になります。
テラスから見るようなシチュエーションでも信号機の光やネオン、マンションの明かりなどはかなりの迷光の原因になるのですね。
自宅観望をしている天文ファンからはよく聞く話です。そういう問題がBino Banditがあれば一切解決します。
迷光が遮断されることによって
- 双眼鏡の視野だけに集中できる
- 目幅合わせやピント合わせがいたって楽になる
- 双眼鏡を構えるための過度な力が必要なく楽に観望が続けられる
と、いいとこだらけでデメリットは無いと思います。
■作り方はXで流れてきた星空ファン・双眼鏡ユーザーさんの投稿で知りました
双眼鏡に付けて周囲の迷光を遮断し見やすくする便利グッズBino Bandit作ってみました。試行錯誤を繰り返しながらようやく一応完成。一番よかった素材はダイソーの任天堂スイッチ用のネオプレーン素材ケース。これで2個作れます。(続く) pic.twitter.com/Z40BIYg3KB
— Mr.Penelope(ぺねろぺ) (@fjmsnr) 2024年10月28日
転載の許可はぺねろぺさんよりいただいています。
写真で紹介した筆者のBino Banditはぺねろぺさんが公開された型紙からソックリそのまま真似して作りました。
不器用な人でなければ作り方は簡単です。必要なものは
材料:ダイソー任天堂スイッチ用ネオプレーンケース(200円)、糸。
道具:カッターナイフ、針、布用しるし付けペン(白)、カッターマット(全部ダイソーにあります)
これで2個作れます!
■双眼鏡をうまく覗けないという人はわりと多い
と聞きます。
その理由は、双眼鏡を覗く前に調整しないといけないことを正しい手順を踏んでできていないからだと言われています。
①目幅の合わせ ⇒② ピント合わせ ⇒ ③視度調整(左右視力の差を調節するリングが左右のどちらかについている。安価なものだとないものもある)
この3つの手順を踏んでも両眼で双眼鏡をしっくりと覗けないという人は迷光の影響が絡んでいる可能性は大です。
※視度調整機能がついているものだと、②のピント合わせは最初に視度調整が付いていない側の目だけを開けてピントを合わせる(右に視度調整がついていれば左目だけを開けて左側を覗いてピントを合わせたのちに)③右目だけを開けて右側の視度調整を行う。という手順になる。
左右の視力差が無い人でも、双眼鏡の視度と合っているとは限らないので、上の手順で実際に見て合わせることを推奨します。
■残念ながら国内光学メーカー製は見つからなかった
参考までに、このBino Banditは米英などの海外製では商品として販売されているのですが、25$(4000円)くらいからのモノになります。日本の双眼鏡や光学製品メーカーからは出ていないようです。
こんなに効果があるものなのに、なぜ日本の双眼鏡メーカーは作らないんだ?と不思議ですが、双眼鏡自体がマイナーな存在なのかもしれないですね。
実際にこの効果を体験してからだと4000円くらい出してもいいかなとは思えますが、普通は躊躇すると思います。でも、原価200円で作れるとなればチャレンジする価値は大いにあり。
筆者は本当に感動して、いまでは双眼鏡の虜になっています。(笑)
さあ、皆さんも作ってみましょう!
Enjoy双眼鏡観望!