こんにちは。
今晩(11月17日深夜~朝方)はしし座流星群の極大日です。
お天気情報と一緒に見られます↓
といっても、夏のお盆にあるペルセウス座流星群を想像すると、流れる数としてはほんとに少なく、1時間に5個見られるといいほうです。
過去には定期的に流星嵐となり、大出現をしている流星群ですが、ここ数年は大出現の因果関係にはあたらない静かな活動時期です。
2001年には1時間1000個の流星嵐になっています。
今回は夜0時ごろに月が沈み、月明かりの影響を受けないことと、翌日は日曜ということもあるので、興味のある人は観望に出かけてみるのもいいかもしれません。
防寒対策は忘れずに!
参考までに、いつもここで紹介している猪名川天文台(大野山山頂)は、今回の輻射点が南東方向なので大阪中心部の明かりが少し入ってくる方角となります。
ただ、流星は輻射点から放射状に流れていくものなので、輻射点中心に見ていればいいというわけでもなく、肉眼での観望ではそれほど神経質になる必要もないでしょう。
ただ、数は少ないので、そもそも期待は禁物です。
では、観望に出かける人は風邪ひかないように楽しんでください!
北←東→南
南(写真左側)はけっこう光が被ってるの分かりますね。
(今年の夏の写真です)
こっちは上の写真の流れ星の部分をクロップ(拡大)したもの。
アンドロメダ大星雲をかすめていきました。
また、ちょっとしたトリビアですが、アンドロメダ大星雲と我々の銀河系とは、約40億年後に衝突(交差)合体することが確実視されています。(2012年NASAの正式発表)
交差銀河は実際にいくつも確認されていて、特に珍しいことではありません。
銀河同士がぶつかっても個々の星と星の衝突は、まず無いとも言われています。
星の星の間はそれほど広大ということです。
ミルキーウェイとアンドロメダの名前を掛け合わせて『ミルコメダ』とか『ミルコドロメダ』などの呼び名も付いています。
なんかコーヒー飲みたくなる名前だな(笑)
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