大阪カオスな夜

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1月11日(土)2時7分ごろより半影月食@熱心な人向け

こんにちは。

 

1月11日(土)2時7分ごろ(全国共通)から半影月食が起こります。

 

肉眼で確認するのが難しい現象なので写真撮影したいとか熱心な人向けです。

 

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写真は2018年1月31日の皆既月食の際の半影食。

本影に入り部分食が始まる3分前で、つまり半影食においての食の最大のタイミングです。

左下が暗く影になっていますが輪郭までは失っていないのが分かるでしょう。

 

《観望のねらい目は4時頃》 

今回の半影食は4時10分ごろにこういう状況になっているはずなのですが、肉眼でそっくりこのような影が確認できるかどうかはいろんな条件もあるので断言できません。

 

食の始まったばかりの2時台くらいは肉眼では確認できないと思うので観望するなら食の最大の前後30分くらいに注目するのがいいと思います。

特別に空の綺麗なところに出かける必要はありませんし翌日は休みなので、どんなもんかなという程度で見てみるのも面白いかもしれません。

 

ふだん天体観望に慣れていない人は日と時間にも注意してください。

10日(金)~11日(土)にかけての夜です。

一般の人の感覚で土曜日の夜と思い込んでしまうと既に過ぎてしまっていることになります。

 

《半影食についての分かりやすい説明は》

とりあえず半影月食ってなに?というのはコチラで分かりやすい図もついた詳しい説明があるのでどうぞ。

 

国立天文台より

https://www.nao.ac.jp/astro/basic/lunar-eclipse.html


 

【関連記事】

osaka-bar-event.hateblo.jp

しぶんぎ座流星群2020年

こんにちは。

1月4日17時にピークを迎えるしぶんぎ座流星群

年明け早々に3大流星群のひとつの『しぶんぎ座流星群』が1月4日頃にピークを迎えます。

 

国立天文台より

www.nao.ac.jp

 

3大流星群のなかではけっこう観測できる数にムラのある流星群ですが、今年は月明かりの影響がないぶん観測条件としては良好です。(夜中すぎに月が沈んでから)

ただ、しぶんぎ座流星群はピークがごく数時間という極めて狭いピーク集中型なので、4日17時というピーク時間帯が不都合となります。

それでも当日夜には1時間に20個くらいの数は見られるものと予想されています。

 

《観測のおすすめの日は》

〇1月3日の夜~4日にかけての夜(朝方近くの時間)

◎1月4日~5日にかけての夜(月が沈んでから朝方近く)

 

4日17時がピーク時間帯なのに4日~5日の夜も朝方にかけてが観望のベストな時間となっているのは月が沈む時間と放射点の昇る時間帯の関係です。

夜の早い時間は放射点が十分な高さにまで昇っていないことと、月が沈むのが1時過ぎになるためです。

予想では4日~5日のほうが良いとされていますが天候が悪ければそもそも話にならないので当日の天候で判断するのがいいと思います。

 

防寒対策は十分に整えてください。

 

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猪名川天文台(大野山)より


写真はしぶんぎ座流星群とは関係ありませんが、2018年12月に接近していたウィルタネン彗星と流れ星をおさめたものです。

右上のボヤ~っと緑色のやつがウィルタネン彗星です。